スティーヴ・ウィンウッド公式録音記録：アレックス・ハーヴェイ

アレックス・ハーヴェイ

スコットランド・グラスゴー出身。1970年にギタリストのレイ・ラッセルとロック・ワークショップを結成し２枚のアルバムを制作。72年にセンセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドを結成し、70年代のグラムロック・シーンにて９枚のアルバムをリリースしライヴでも人気を博した。それ以前の60年代にはアレックス・ハーヴェイズ・ビッグ・ソウル・バンドを率いての活動や、弟のレスリー・ハーヴェイと組んでアルバムをリリースしている。65年にはクリス・ブラックウェルのプロデュースで、アイランド・レコードがソロシングル２枚を原盤制作しており、そのうちの１枚がエドウィン・スターの曲 Agent OO Soul である。ハーヴェイのＣＤ編集盤 Considering The Situation にも収録されていて、ライナーにはこの曲でスティーヴ・ウィンウッドがピアノを弾いているという記述がある。演奏者クレジットがないので確実ではないが、事実だとすればスペンサー・デイヴィス・グループ在籍中の最も早い時期のセッション参加となる。またヴォーカル・デュオのスー＆サニーも参加、その他のバックミュージャンは不明。スティーヴの海外ファンサイトによると、シングルＢ面曲 Go Away Baby のピアノもスティーヴが弾いてる可能性があると指摘している。アレックス・ハーヴェイは82年に心臓発作のため46歳で他界した。