ミランダ・ランバート
米国テキサス州ロングヴュ出身。父親の影響でカントリーミュージックに興味を持ち、ティーンエイジの頃から地元のバンドでエルヴィス・プレスリーやウィリー・ネルソンを歌っていた。2003年にオーディション番組「ナッシュヴィル・スター」に出演し第3位を獲得、その後エピック・レコードと契約し Me And Charlie Talking でシングルデビュー、05年にアルバム Kerosene をリリースした。10年のサードアルバム Revolution は、The House That Built Me のナンバーワン・ヒットシングルと共に、グラミーやアカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アウォードなどで多くの賞を獲得する出世作となった。本作はこれに続く4枚目のアルバムで、ビルボード200で第3位を獲得しトップ・カントリーアルバムに選出されている。スティーヴ・ウィンウッドは本作のファーストシングル Baggage Claim の中盤以降でハモンドB3オルガンを弾いているが、セッション参加の経緯は不明。ただしウィンクラフト・スタジオのジェイムズ・タウラーが本作のメイン・エンジニアにクレジットされている点と、スティーヴの活動拠点のひとつであるナッシュヴィルで制作されている点に接点が見いだせる。またミランダ・ランバートは同曲について、「これまで録音した中で最もグルーヴィーな曲」と語っている。