クロスロード・ギターフェスティヴァル
エリック・クラプトンの企画・主催によるクロスロード・ギター・フェスティヴァルを収録した映像。スティーヴ・ウィンウッドは同フェスティヴァルの2007年と10年の2回に招かれているが、特に初参加の07年におけるステージは久々の二人の共演が話題となり大きな注目を集めた。クラプトンとスティーヴはブラインド・フェイスやトラフィック・ナンバーなど全7曲を演奏、スティーヴは Pearly Queen と Presence Of The Lord でハモンドオルガンを、その他の曲ではギターをプレイしている。またDVDには出演者中で最多の5曲が収録されており、本フェスティヴァルのハイライトであった。二人がこの共演を心から楽しんでいる様子は映像からもよく分かり、特にブラインド・フェイスの名曲 Can’t Find My Way Home における息の合ったパフォーマンスや、Presence Of The Lord の新アレンジによるダブルヴォーカルなどは必見だ。また Dear Mr. Fantasy はスティーヴがソロで演奏しているので、ギタリストとしての姿を見ることができる。2010年のステージではクラプトンと全7曲を演奏し、DVDにはジミ・ヘンドリクスの Voodoo Chile を含む3曲を収録、限定盤DVDのボーナスディスクではもう1曲 Glad を観ることができる。