ライヴ音源を集めたブートレッグ
1998年にアメリカのヘッド・レーベルからリリースされたブートレッグCDで、スペンサー・デイヴィス・グループのセッションやライヴの発掘音源を収録している。クレジットによると最初の4曲は、67年の初旬にBBC用に録音されたセッション音源で、公式にはリリースされていないと思われる。特に That’s All は曲自体が公式録音リストにない貴重な記録である。5~10曲目まではフィンランドのテレビ番組用に収録されたスタジオ・ライヴで、Mojo Rhythms & Midnight Blues Vol.2 に収録されている。Dimples と Night Time Is The Right Time は、デビュー前の64年2月28日にバーミンガム・タウンホールで開催された、ファースト・リズム&ブルーズ・フェスティヴァルからのライヴ音源。Winwood & Friends などに収録されている。14~16曲目はフランクフルトのテレビ番組 Beat Beat Beat 用に収録されたもので、先と同様 Mojo Rhythms & Midnight Blues Vol.2 に収録されている。17~19曲目はウィンウッド兄弟脱退直前の67年2月にスウェーデンのストックホルムで収録されたもので、公式にはリリースされていないと思われる。
【備考】本サイトは原則として公式録音曲のみを扱ってますが、このブートレッグCDは音楽総合サイト All Music や、海外のファンサイト The Steve Winwood and Traffic Fans’s Site でも取り扱っているので、例外的に掲載しました。