フィル・コリンズ
英国ロンドン出身。14歳の時に子役やモデルとしてキャリアをスタート、ドラマーとしては18歳の時にフレイミング・ユースというバンドでのプレイが最初だった。本格的な活動はジェネシスにドラマーとして加入した1970年からで、ピーター・ゲイブリエル脱退後の75年からはリードヴォーカルも兼任した。また70年代後半にはジャズ・フュージョン系バンドのブランドXのメンバーとしても活動している。またジェネシスと平行してソロアーティストとしても活躍していた80年代には、10曲以上のシングルをヒットチャートの上位に送り込むと同時に、アルバムも大ヒットさせるなど絶頂期を迎えた。本作は89年リリースの4枚目のソロアルバムで、フィル・コリンズの代表曲のひとつ Another Day In Paradaise を収録する。ヴァージン・レコードのレーベルメイトという繋がりもありスティーヴ・ウィンウッドが参加、ドン・マイリックのアルトサックスをフィーチュアした、ミディアムテンポの佳曲 All Of My Life でハモンドオルガンを弾いている。またスティーヴは、エルトン・ジョンの曲をカヴァーしたコンピレイション企画盤 Two Rooms に、フィル・コリンズのバックバンドとして参加している。