ルビー・ターナー
ジャマイカ出身で、9歳の時に英国バーミンガムのハンズワースに移住した。80年代に当時全盛期だったカルチャー・クラブのツアーに誘われて音楽業界に入り、1986年にアルバム Women Hold Up Half The Sky でソロデビュー、エッタ・ジェイムズの I’d Rather Go Blind などのヒットシングルをリリースした。その後もモータウン系ミュージシャンと共演した The Motown Songbook や、ボビー・テンチ、ボズ・バレル、ズート・マネーらと共演した Call Me By My Name などのアルバムをリリースしている。バックヴォーカリストとしては、ミック・ジャガー、ブライアン・フェリー、ジュールズ・ホランドらのアルバムに参加、ホランドのバンドではリードシンガーとしても歌っていた。スティーヴ・ウィンウッドは本作で、サム&デイヴのソウルバラード When Something Is Wrong With My Baby をルビー・ターナーとデュエットしている。この曲は95年にジュールズ・ホランドがホストを務める音楽番組 Later... with Jools Holland でも披露していた。また彼女もスティーヴのアルバム Junction Seven にコーラスで参加している。