ジョゼ・ネト(ネトバンド)
ブラジルのサンパウロ出身。4歳でギターを始め15歳から本格的なトレーニングを開始、父親が聴いていたというジミ・ヘンドリクスからも大きな影響を受けている。18歳でニューヨークに渡り、オーディションでハリー・ベラフォンテに雇われ、20年以上に渡ってツアーやレコーディングに参加した。また80年代中頃にはアイルト・モレイラ&フローラ・プーリム夫妻と出会い、1990年にジャズバンドのフォース・ワールドを結成、それに自身のネトバンドを従えロンドンのロニー・スコッツなどにも出演している。87年に初ソロアルバム Mountains And Sea をリリース、96年の In Memory Of Thunder ではジャズをベースにサイケ、ラテン、アフロなどを融合させた独特のサウンドを確立した。スティーヴ・ウィンウッドとはジム・カパルディを介して知り合い Junction Seven に参加。アルバム About Time からはスティーヴの片腕として曲作りやツアーを共にし、ステージでは息の合ったプレイを披露している。本作はウィンクラフト・スタジオで録音されたネトバンド名義のアルバムで、スティーヴはプロデュースと、Pablo のシンセサイザー、Wild Horse のバックヴォーカルを担当している。現在はMP3ダウンロードにてのみ入手可能。