スティーヴ・ウィンウッド公式録音記録：ソロシングル

シングル・楽曲配信：1997～2011年

1997年５月の Spy In The House Of Love は、ナラダ・マイケル・ウォルデンのプロデュースによるアルバム Junction Seven からのＣＤシングル。アルバム About Time と Nine Lives の制作に携わることになる、ジョンソン・サマセットによるリミックス・ヴァージョンなどを収録している。Gotta Get Back To My Baby も同アルバムからのＣＤシングルで、Roll With It のミュンヘンでのライヴ・ヴァージョンなどを収録している。ティミ・トーマスの Why Can’t We Live Together は、2003年のアルバム About Time からのＣＤシングルで、I’m A Man のミックス・ヴァージョンを収録している。Different Light も同じアルバムからのＣＤシングルで、カップリングの Can’t Find My Way Home のヴァージョンは不明（未確認）。エリック・クラプトンがゲスト参加した Dirty City は、2008年のアルバム Nine Lives リリース前にフォーカストラックとして発表された。公式サイトからダウンロードするＭＰ３仕様のシングル。

2010年１月にはブラインド・フェイスの Can’t Find My Way Home のソロパフォーマンスが、スティーヴ・ウィンウッドのオフィシャルサイトにて映像付きで配信された。これは同曲の一般公募コンテスト開催に合わせたスティーヴによる模範プレイで、日本のミュージシャン青山陽一氏が第２位を獲得している。同年６月にはベスト盤 Revolutions に収録の Spanish Dancer 2010 が、Apple Music のオンライン・シングルでリリースされている。セカンドアルバム収録の同曲を新たにレコーディングしたもので、ミックスダウンはグラミー受賞歴のある米国人プロデューサーのベン・ウィッシュが担当。演奏メンバーのクレジットはなく、スティーヴ単独による多重録音の可能性もある。また翌年３月にはスティーヴがアコースティックギターを弾きながらソロで歌う、トラフィックの John Barleycorn Must Die の再録ヴァージョンが発表された。これはオフィシャルサイトのメーリングリストに登録することで無料配信されるＭＰ３音源で、オフィシャルストアではＭ４Ｖフォーマットの映像付きでリリースされた。現在これらの音源はすべて、スティーヴの YouTube オフィシャルアカウント上で試聴できる。